こんにちは!
3人の子供の母をしているユズ子です。
私は3人の子供たちを完母で育てたのですが、授乳期間中は何かと食事が気になりました。
授乳中に食べて良い物や悪いものって、調べだしたらきりが無いですよね。
そこで今回は、授乳中に食べていいのか悩む食べ物について、実際のところ食べて大丈夫なのかという話をまとめてみました。
私自身が授乳中に自分で調べた内容や、実際に食べて何か影響があったかなどの体験談について書いています。
まさに今授乳中で食事について悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。
授乳中に食べてはいけないものはあるのか?
まず始めに授乳中に食べてはいけないものというのは、アルコール以外は基本的にありません。
逆に、母乳に良い食べ物というのも特別にはありません。
母乳にとって大切なのは、栄養バランスの良い食事が一番だそうです。
なので授乳期間中は特定の食べ物を気にするよりも、食事のトータルバランスに気を配ることが重要です。
でも、「授乳中は○○は食べない方が良いらしい!」なんて話もよく耳にしますよね。
実際に私もそういった話をたくさん聞いたことがありますし、気になってよくネットで検索したりもしました。
でもネットに出てくる情報だと、あるサイトではOKと書いてあっても、他のサイトだと食べない方がいいと書いてあったり・・・
結局どうしたらいいんだ!!
と思うことが、私自身よくありました。
母乳と食べ物は関係あるのか?
では実際に、母親が食べた食べ物によって母乳は影響を受けるのでしょうか?
よく聞く「授乳中は○○はNG」という話って
○○を食べると母乳の味が不味くなるから
とか
○○を食べると母乳が詰まって乳腺炎になるらしい
という理由がついていますよね。
ですが今のところ、母親が食べた食べ物によって母乳の味が変わったり、乳腺炎を引き起こすという医学的根拠はないそうです。
私自身の経験上も、ネットではまことしやかな理由付きで授乳中は食べない方が良いと書かれている食べ物であっても、実際に食べてみたら特に何もトラブルは起きなかったということが多かったです。
ですがその一方で、この食べ物を食べたらすぐに母乳が詰まってゴリゴリになるという食材があったのも事実です。
なので私が実際に経験して辿り着いた結論は、噂でNGとされている食べ物を食べて大丈夫かどうかは、かなり個人差があるということです。
赤ちゃんが敏感で母乳の少しの変化に反応するタイプかとか、ママが乳腺炎になりやすいかとか、そういった個人差で実際に食べて大丈夫かどうか分かれてくると思います。
といっても、噂の食べ物たちが自分にとって大丈夫な食材なのかどうかなんて最初は分かりませんよね。
ということで次は、よく授乳中はNGと噂される食べ物を個別に見ていきましょう。
授乳中に食べてはいけないと言われる食べ物
ここでは、ネットや噂で授乳中は食べない方が良いとされる食べ物を抜粋してみました。
より詳しい説明を知りたい方は、リンクしてある個別記事の方も読んでみてくださいね。
アルコール
妊娠中と同じく、授乳中もアルコールは飲んではいけません。
母乳は血液から作られているので、ママの血中アルコール濃度が上がれば、母乳のアルコール濃度も上がってしまいます。
赤ちゃんの体にアルコールが入ると分解するのにとても時間がかかるので、まだ未熟な赤ちゃんの体に大きな負担がかかってしまいます。
なので授乳中の飲酒は、絶対に避けましょう。
カフェイン
カフェインはコーヒーや紅茶などに含まれています。
育児の合間にコーヒーや紅茶で一息つきたいと思うママも多いので、授乳中にカフェインはOKなのかどうか気になるところですよね。
カフェインは適量であれば、授乳中でも基本的に摂取してOKです。
ただ推奨される1日の摂取上限があり、過剰摂取には気をつけた方がいいのも事実です。
カフェインは色々な飲み物や食べ物に含まれているので、以下の記事を参考に、普段よく口にするカフェインの適量を知っておくと安心ですね。
●カフェイン全般については
→ 母乳へのカフェインの影響とは。夜泣きは本当にするのかについて。
●コーヒーをよく飲む人は
→ わたし授乳中にコーヒー飲みすぎかも!?何杯までなら飲んでいいのか。
●紅茶が好きなママは
→ 授乳中に紅茶を飲んでカフェインの母乳への影響を感じるかについて。
●ココアについては
→ 授乳中にココアは飲んでいいの?カフェインはどれくらい含まれる?
●チョコレートをよく食べるママは
→ 授乳中でもチョコレートがやめられないんです!食べ過ぎると影響は?
はちみつ
はちみつを1歳未満の赤ちゃんが食べると乳児ボツリヌス症になる可能性があります。
そのため0歳の赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないという話は、聞いたことあるママも多いはずです。
では授乳している母親がはちみつを食べるのは、大丈夫なのでしょうか?
母乳にはちみつの成分が移行したりしないか心配に感じるママもいますよね。
ですが、それについては大丈夫です。
授乳中のママがはちみつを食べても、赤ちゃんが乳児ボツリヌス症になることはありません。
詳しくは
→ 授乳中にはちみつを毎日のように食べてたけど大丈夫だった話。
に書いてあるので、よかったら読んでみてくださいね。
授乳中のママがはちみつを食べる際に注意した方が良いことなどについても紹介しています。
生もの
妊娠中は、生ものを極力避けていた方が多いのではないでしょうか。
無事に出産が終わりやっと生もの解禁かと思いきや、授乳中も控えた方がいいなんて話を耳にしてガッカリしているママも多いのでは?
確かに生ものは食中毒のリスクがゼロではないので、授乳中に限らず鮮度や保存状態に注意が必要です。
万が一授乳中のママが食中毒になった場合は赤ちゃんのお世話に支障が出るので、授乳中は控えた方が良いとも言われます。
その他にもアレルギーや乳腺炎のリスクを考慮して、生ものは控えた方がいいという考え方もあるようです。
生ものといえば生魚や生肉、生卵なんかが気になるところですよね。
それぞれの食材で気をつけるべきことは以下の記事で詳しく書いているので、気になる食材をチェックしてくださいね。
●授乳中に生ハムや生肉を食べていいか心配なママへ!大丈夫かについて。
●授乳中に寿司や刺身などの生魚を食べて影響があったかどうかについて
●授乳中に生卵を食べてしまったけど母乳は大丈夫なのか心配なママへ!
私自身の話をすると、実は授乳中でも生ものはあまり気にせず食べていました。
だからといって何かトラブルになったことはありません。
なので過度に生ものを恐がることはありませんが、食べる際には鮮度に気をつけるなどの注意が必要です。
そういった注意事項も上の記事で紹介しているので、読んでみてくださいね。
辛いもの
カレーやキムチなどの辛いものを食べると母乳が不味くなるなんて話、聞いたことありますよね。
基本的に授乳中でも辛いものを食べてOKですが、香辛料は刺激が強いため、辛いものを食べすぎると若干ですが母乳に影響することもあるようです。
そして、それを敏感に感じ取るかは赤ちゃんによって個人差があるようです。
以下の記事では、授乳中にカレーやキムチなどを食べた私の経験談も含めてさらに詳しいことを書いています。
辛い物好きのママは是非読んでみてくださいね。
●授乳中も辛いものを食べたい!カレーやキムチを食べると母乳に影響するのか。
●授乳中にカレーを食べて大丈夫なのか悩んでいるママへ。母乳への影響は本当か?
揚げ物
揚げ物は油分を多く含むため、授乳中に食べ過ぎると乳腺炎の一因になると言われていますよね。
ですが、医学的には食べ物と乳腺炎の因果関係は証明されていないそうです。
ただ私は自分の経験上、揚げ物を食べると乳腺炎まではいかないけど、胸がいつもより張りやすくなる傾向を感じていました。
なので乳腺炎になりやすいタイプのママは、揚げ物の食べ過ぎには気をつけた方がいいでしょう。
また授乳中にかかわらず、高カロリーで油分を多く含む揚げ物の食べ過ぎは健康に影響を及ぼします。
なので揚げ物を食べる際には野菜を多く食べるなどして、バランスの良い食事を心がけてくださいね。
乳製品
ケーキや洋菓子、アイスクリーム、牛乳やヨーグルトなどの乳製品も、授乳中は控えた方が良いと聞いたりしますよね。
私は生クリームやアイスクリームを食べるとすぐに母乳が詰まっておっぱいがゴリゴリになってしまう体質でした。
なので授乳期間中は、生クリームが入っているケーキ・洋菓子とアイスクリームは、完全に食べないようにしていました。
ですが周りの授乳中のママ友に話を聞くと、授乳中に生クリームやアイスクリームを食べても特に問題ないというママが多数いました。
なのでこういった乳製品を食べて大丈夫かどうかは、人によって全然違うようです。
また私自身も、牛乳やヨーグルト、チーズなどは食べても大丈夫でした。
なので乳製品を実際に食べてみて特に母乳に問題を感じなければ、授乳中でも食べて問題ないと考えられます。
ただケーキや洋菓子は脂肪と糖分を多く含むので、食べ過ぎは母乳にとって良くないでしょう。
あと私個人の経験としては、授乳中に生クリームやアイスクリームを食べないでいると、すっごく痩せました。
なので授乳中に甘いものを控えると、母乳にも良いしダイエットにもなるしで一石二鳥ですよ。
まとめ
アルコールを除けば、授乳中はそこまで神経質に食べ物に気をつける必要はありません。
ただ少し注意が必要な食べ物があるのも事実です。
なので必要な知識はおさえつつ、無理なく授乳中の食事も楽しみましょう。
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