こんにちは!
3人の子供を育児中のユズ子です。
妊娠中に食べた方がいいもの、逆に食べない方がいいもの等の情報って、ネットで調べるとたくさん出てきます。
自分が日常的に食べている物が、実は妊娠中食べ過ぎない方がいいものだったなんて情報が入ってくると、妊娠に影響ないか心配になってしまいますよね。
そこで今日は、妊娠中の納豆についてお送りします。
私は納豆大好きで毎日のように食べているので、そんな私の体験談も交えてお話していきます。
ネットで「納豆は妊娠中に食べ過ぎると良くない」という言葉を目にして不安になっている妊婦さんは、是非読んでみてくださいね。
妊娠中に納豆を毎日食べても大丈夫?
納豆は栄養豊富な食べ物なので、妊娠中の栄養バランスアップのために積極的に食べている方もいるでしょう。
その一方で、妊婦は納豆の食べ過ぎに注意なんて話も聞いたりします。
これでは、結局妊娠中に納豆は食べた方がいいのか、それともNGなのか混乱してしまいますよね。
そこで今日は、なぜ妊婦さんは納豆の食べ過ぎに注意が必要といわれるのか、その理由について説明していきます。
まず、納豆を頻繁に食べていて不安になっている妊婦さん。
私も何年間も納豆を毎日のように食べ続けている人間ですが、子供3人とも元気に生まれてきました。
なので私の経験上は、納豆を毎日のように食べているからって赤ちゃんに悪影響が出ることはないといえます。
なのでとりあえず安心してくださいね。
ちなみに私は、平日のお昼ご飯には大体1パックの納豆を食べています。
必ず毎日というわけではありませんが、週に3~5パックの納豆を食べる生活を8年くらい続けています。
3回の妊娠期間中も、つわりの時期を除いて、同じような頻度で納豆を食べていました。
だからといって健康面に特に何か問題はないし、妊娠中も経過は順調で、赤ちゃんも元気に生まれてきましたよ。
妊娠中に気をつけるべき納豆の栄養素
では一体なぜ、妊娠中は納豆の食べ過ぎに注意といわれるようになったのでしょうか?
それは次の2つの理由からです。
塩分やカロリーの摂り過ぎ
納豆にはタレが付いていますよね。
また納豆には醤油をかけて食べる人もいるかと思います。
納豆のタレや醤油には塩分が多く含まれているため、納豆をたくさん食べれば、それだけ塩分の摂取も増えるというわけです。
また納豆は、1パックで約100kcalあります。
納豆ご飯にして食べた場合、ご飯茶碗一杯に普通に白米を盛ると約250kcalになるので、合わせて350kcalになります。
これを1日に何回か食べていたら、体重増加に影響しそうですよね。
妊娠中の塩分やカロリーの過剰摂取は、妊娠高血圧症の原因になります。
妊娠高血圧症は、母体にも胎児にも影響があるこわい病気です。
なので妊娠中は、塩分やカロリーの摂取には気をつけた方がいいです。
イソフラボンの過剰摂取
納豆を含む大豆製品には、大豆イソフラボンという成分が含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、女性にとって有益に作用をするという良い面もあります。
ですが一方で過剰に摂取すると、乳がんの発生率を高めたり妊娠中の女性やお腹の赤ちゃんに良くない影響を与える可能性があります。
そのため、大豆イソフラボンを豊富に含む納豆は食べ過ぎない方がいいと言われるわけですね。
でも、食べ過ぎの量って人によって感じ方が違いますよね?
なので具体的な数字を見ていくと、大豆イソフラボンの1日あたりの摂取量の目安は、上限値が70~75mgとされています。
そして納豆100gには、平均73.5mgの大豆イソフラボンが含まれています。
納豆1パックは大体40~50gくらいなので、納豆1パックを食べると大豆イソフラボンを約36mg摂取することになります。
妊娠中に納豆はどれくらい食べていい?
大豆イソフラボンの1日の摂取目安の上限から考えると、納豆は1日2パック程度なら食べても問題ないと言えます。
ただ、大豆イソフラボンは納豆以外の大豆製品にも含まれています。
豆腐や味噌や醤油なども、毎日のように食べる食材ですよね。
なので1日の大豆イソフラボンの総摂取量を75mgに抑えるためには、1日に食べる納豆は1パック程度に抑えた方がよさそうですね。
妊娠中に良い納豆の栄養素
これまでは妊婦さんが気をつけるべき納豆の注意点について見てきましたが、納豆には妊娠中に良い栄養素もたくさん含まれています。
葉酸・鉄分・カルシウム
妊娠中に意識して摂った方が良いとされる栄養素といえば、葉酸・鉄分・カルシウムですよね。
納豆にはこの3つの栄養素が豊富に含まれていて、1パックあたり葉酸は約60μg、鉄分は約1.5mg、カルシウムは約50mg程度含まれています。
上で書いたとおり1日あたり1~2パック程度の納豆なら毎日食べても問題ないので、妊娠中に必要な栄養の摂取に納豆はおすすめですよ。
タンパク質
納豆は良質なタンパク質を豊富に含んでおり、9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれています。
妊娠中は、妊娠していない時より多めにタンパク質を摂取することが勧められていて、中期にはプラス10g、後期にはプラス25gとされています。
納豆1パックには、約8gのタンパク質が含まれていますよ。
ビタミン類
納豆には、ビタミンK2・ビタミンB1・ビタミンEが含まれています。
ビタミン類はエネルギー代謝や酵素の活性化に関係し、肌や粘膜を健康的に維持する働きがあります。
食物繊維
納豆には1パックあたり3g前後の食物繊維が含まれています。
食物繊維には便秘予防の効果があることは、良くご存じだと思います。
妊娠中は特に便秘になりやすいので、意識して食物繊維を摂取したいですね。
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妊娠中の便秘を解消!対策の食べ物で効くおすすめはコレだ!
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼとは酵素の一つで、あの納豆のネバネバに含まれています。
血をサラサラにする作用があり、血栓予防に効果があると考えられています。
酵素は熱に弱いので、ナットウキナーゼの作用を保ったまま摂取したい場合は、加熱せずに食べたほうが良いでしょう。
妊娠中に賞味期限切れの納豆を食べても大丈夫か・・・
冷蔵庫を開けてみると、いつのまにか賞味期限が切れていた納豆を発見することってありますよね・・・
発酵食品だからちょっとくらい賞味期限を過ぎても大丈夫な気がするけども、妊娠中は免疫力が落ちて食中毒になりやすいなんて話も聞くし・・・
と、賞味期限切れの納豆を食べるかどうかは、妊婦にとっては悩み所です。
賞味期限とは「その食品を美味しく食べられる期間」を示した物なので、それが過ぎたからといってすぐに衛生面に問題が出るわけではありません。
なので私は、たまに賞味期限の切れた納豆を、妊娠中も食べてました(^^;)
だって捨てるのもったいないですしね!
賞味期限切れとはいえ、切れてまだ数日くらいのものなら一応大丈夫かなと。
結局、それで体調崩すこともなかったです。
ちなみに妊娠していない時なら、賞味期限が切れて2週間くらい経っているものも食べたことあります(笑)。
ちょっと風味が落ちているような気もしましたが、問題なく食べられましたよ。
なので私の経験上は、納豆は賞味期限が切れた後に食べても案外大丈夫そうでした。
まとめ
納豆の栄養成分から考えると、妊娠中は1日に1~2パック程度なら毎日食べても問題ないようです。
実際に私は3回の妊娠中も、平日のお昼はほぼ毎日納豆1パックを食べていました。
それでも妊娠中に、何か問題が起きるようなことはなかったですよ。
★妊娠中は納豆の他にも、食べていいのか気になる食べ物って色々ありますよね。
妊娠中に食べてOKなのか悩む食べ物についてはコチラにまとめてあるので、良かったら合わせて読んでみてくださいね。
→ 妊娠中に食べていいのか気になる食べ物について実体験をまとめました!
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