こんにちは!
男、女、女の3兄妹を育てているユズ子と申します。
妊娠中は辛いものは避けた方が良いなんて話、聞いたことありませんか?
また、「妊娠してから味覚が変わって辛いものが無性に食べたいけど大丈夫なのかな?」と気になっている妊婦さんもいることでしょう。
そこで今日は、妊娠中の辛いものとの付き合い方について、私の体験談も交えながらお送りしていきます。
妊娠中に辛いものを食べるのは大丈夫?
妊娠中は辛いものは食べない方が良いなんて話も聞いたりしますが、これは医学的には何も根拠のない話だそうです。
なので妊娠中でも、辛い食べ物を食べて大丈夫です。
おそらくこの噂話は、辛み成分や香辛料などの刺激の強い成分が、お腹の赤ちゃんに何となく良くなさそうなイメージからきていると予想されます。
ですが実際は、例え辛いものを食べても、その辛み成分が胎盤を通して赤ちゃんに届くことはありません。
例えばキムチをよく食べる韓国では、もちろん妊婦さんもキムチを食べていますよね。
それに私自身も、妊娠中に普通にカレーやキムチなどを食べていました。
それでも、無事に健康な赤ちゃんが生まれてきています。
なので妊娠中に辛いものを食べたい場合は、無理して我慢する必要はありませんよ。
妊娠中に辛いものを食べると何か影響は?
妊娠初期に辛いものを食べると流産することがあるなんて噂話もあるようですが、これについても医学的な根拠はありません。
妊娠初期の流産の原因は、その多くが胎児の先天異常によるものです。
なのでこの噂は、気にしなくていいでしょう。
むしろ妊娠初期のつわりがひどい時期に、辛いものなら食べられそうと感じる妊婦さんもいるんじゃないかと思います。
私は3回の妊娠中ひどい吐きづわりで、食べられる物も限られていました。
ですがカレーなら吐かずに食べられる時があったので、妊娠初期でもカレー食べてましたよ。
もちろんその後、赤ちゃんは無事に生まれてきました。
なので妊娠初期のつわりでつらい時期は、辛いものを食べたいと感じるなら食べた方がいいと思いますよ。
自分自身の経験上、つわりは食べないでいるとより悪化すると思うので(^^;)
また辛いものには身体に良い効果があって、身体を温めたり食欲を増進させてくれます。
キムチは発酵食品なので、腸内環境を整える作用もあります。
妊娠中は便秘で悩む人も多いので、腸内環境を良くしてくれるのは嬉しいですよね。
このような良い影響もあるので、適量であれば妊娠中でも辛いもの食べてOKなんです。
ただ辛い食べ物には、塩分も多く含まれる傾向があります。
妊娠中に塩分摂取が多すぎると、妊娠高血圧症候群を引き起こす原因の一つとなります。
妊娠高血圧症候群は重症化すると、母体にもお腹の赤ちゃんにも大きな危険がおよぶ恐い病気です。
なので辛いものも含めて塩分が多い食事は、妊娠中は取りすぎないように注意が必要です。
妊娠中に辛いものを食べるときに注意すること
では具体的に、妊娠中に辛いものを食べる際にはどういったことに注意すればよいのでしょうか?
塩分の過剰摂取
まずは先ほど説明したように、辛いものを食べ過ぎることによって塩分過多にならないよう気をつける必要があります。
妊婦さんが1日に摂取する塩分量は、7g以下が望ましいとされています。
これを目安にすると、カレーであれば週に1回程度、キムチなら1日に小鉢1杯程度なら大丈夫だそうです。
もちろんこれより辛いものを多く食べてしまう時もあると思いますが、その時は他の食事を薄味にするなどして、塩分過多な食事が続かないようにしてみてくださいね。
腹痛や下痢
妊娠中はホルモンの影響で、妊娠していない時より消化器官の働きが低下しています。
また大きくなる子宮に胃が圧迫されて、消化・吸収する能力が下がったりします。
そのため、妊娠していない時は大丈夫だった辛いものに含まれる刺激成分も、妊娠中には胃腸の負担になってしまうことがあります。
なので妊娠中は
・今までより辛さの程度を低くする
・辛いものを一度に食べ過ぎないようにする
などに気をつけた方が、辛いものを食べ過ぎたことによる腹痛や下痢のリスクを抑えられますよ。
あと、辛子明太子を生で食べる場合は、食中毒のリスクがあります。
詳しくはコチラにまとめてあるので、明太子好きの妊婦さんは合わせて読んでみてくださいね。
→ わたし妊娠中も明太子食べてました(汗)。注意すべき食材だったなんて・・・
体重の増えすぎ
上でも書きましたが、辛いものには食欲を増す作用があります。
また辛いものは味が濃いので、ついついご飯が進んでしまったりしますよね。
妊娠中に体重が増えすぎると、難産や妊娠高血圧症候群のリスクが増すと言われています。
病院から体重管理について注意されている妊婦さんも多いのでは?
そういう私も、3回の妊娠中は体重の増えすぎに常に悩んでいた覚えがあります(汗)。
話がそれましたが、妊娠中の体重管理はとても大切です。
なので体重が急激に増加しないように、辛いものの食べ過ぎには気をつけましょう。
赤ちゃんの性別と関係あるって本当?
妊娠してから急に味覚が変わって、無性に辛いものが食べたいと感じる妊婦さんもいるようですね。
妊娠中に辛いものを食べたくなる場合、お腹の赤ちゃんの性別は男の子だという噂話があるようです。
ただ、こういったジンクスに医学的な根拠はありません。
ネットでいろんな人の体験談などを読んでみても、やはり辛いものと赤ちゃんの性別との関連性は薄いようです(^^;)
私自身の経験としては、3回目の妊娠中によく辛いものを食べたくなった覚えがありますが、生まれてきたのは女の子でしたしね。
お腹の赤ちゃんの性別に関しては、私はつわりと関連性があったように思います。
その話はコチラにまとめてあるので、良かったら読んでみてくださいね。
まとめ
妊娠中でも、辛いものは食べて大丈夫です。
ただ塩分の取りすぎや腹痛・下痢を予防するために、辛いものの食べ過ぎは控えた方が良いでしょう。
また辛いものは食欲が増すので、食べ過ぎによる体重増加にも気をつけてくださいね。
★妊娠中は辛い物の他にも、食べていいのか気になる食べ物って色々ありますよね。
妊娠中に食べてOKなのか悩む食べ物についてはコチラにまとめてあるので、良かったら合わせて読んでみてくださいね。
→ 妊娠中に食べていいのか気になる食べ物について実体験をまとめました!
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