こんにちは!
3兄妹を育てているユズ子と申します。
妊娠中は何かと食べ物に気を使いますが、「妊娠中にチョコレートは食べて大丈夫なのかな」と疑問に感じている妊婦さんも多いのでは?
そこで今日は、私の妊娠中の経験談も交えつつ、妊娠中にチョコレートを食べる際に気をつけたいことをお伝えしていきますね。
私が妊娠中に実際に食べていたおすすめ商品もご紹介します。
妊娠中にチョコレートは食べて大丈夫?
まず始めに、妊娠中にチョコレートを食べることは、医学的には問題ないそうです。
妊婦さんがチョコレートを食べることで、母体やお腹の赤ちゃんに直接的に良くない影響が出ることはありません。
私自身、甘い物が大好きなので、3回の妊娠期間中も間食によくチョコレートを食べていました。
ですがそれによって、何か妊娠中にトラブルが起きたりすることはありませんでした。
ただチョコレートに限らず何でもですが、一つのものを過剰に食べ過ぎるのは良くありません。
特にチョコレートは、糖質や脂質が多く含まれています。
また妊娠中に取りすぎるのは良くないとされているカフェインも、多くはないですが含まれています。
なので他の食品よりも、妊娠中に取りすぎないように気をつけた方がいいのは事実です。
こういった理由から、妊娠中にチョコレートはあまり食べない方が良いという考え方もあるようです。
妊娠中にチョコレートは良くないと言われる理由
先ほども書いたとおり、妊娠中にチョコレートは良くないとされるのは
・糖質や脂質を多く含むため、食べ過ぎは体重増加につながる
・カフェインを含んでいる
という2点が主な理由です。
まずは一つ目の理由について、詳しく見ていきましょう。
妊娠中は、体重の管理に気をつけている妊婦さんが多いと思います。
妊娠中に体重が増え過ぎると、妊娠高血圧症候群や難産のリスクが高まる可能性があります。
なので妊婦検診の際に、体重が増えすぎないように指導されることも多いですよね。
私自身も3回の妊娠中すべてにおいて、体重の増加は悩みのタネでした(^^;)
妊娠中ってつわりが終わりさえすれば、ものすごく食欲湧きますよね!?
なので食事の時間以外で小腹が空くと、ついついチョコレートとかつまみたくなっちゃうんですよね。
ですがチョコレートは糖質や脂質を多く含んでいるので、食べ過ぎると体重ももちろん増えやすくなっちゃいます・・・涙
では1日にどれくらいなら食べてOKなのでしょうか?
農林水産省が出している資料によると、お菓子などの嗜好品は1日に200kcal以内にすることが推奨されています。
これをミルクチョコレートの板チョコに換算すると、板チョコ1枚(50g)は約280kcalなので、量としては板チョコ2/3ぐらいになります。
ただこれは嗜好品をチョコレート以外何も食べなかった場合です。
実際の生活では、チョコレート以外にもお菓子やジュースを口にすることもあるでしょう。
なのでチョコレートは板チョコ半分くらいの量までと決めておいた方が、カロリーの取りすぎにはならなそうですね。
次に2つ目の理由である、チョコレートに含まれるカフェインについて見ていきましょう。
カフェインと言えばコーヒーをイメージする人も多いと思いますが、実はチョコレートにもカフェインが含まれています。
なぜ妊娠中はカフェイン摂取に気をつけなければならないかというと、カフェインの過剰摂取は
・流産や早産、死産
・胎児の発育の阻害
・出生時の低体重
などのリスクを高める可能性があるという研究結果があるからです。
詳しい内容はこちらの記事にて。
これらの理由から、カフェインを含むチョコレートは妊娠中あまり食べない方が良いと言われるわけです。
ですが妊娠中にカフェインを摂取することは厳禁とされているわけではなく、推奨されている摂取量を守っていれば大丈夫とされています。
ではカフェイン含量の面から見た場合、実際にどれくらいなら妊娠中でもチョコレートを食べて大丈夫なのでしょうか?
チョコレートに含まれるカフェイン量は?
チョコレートに含まれるカフェインは、原料であるカカオマスに由来します。
なのでカカオマスをどれくらい使って作られているかによって、そのチョコレートのカフェイン含量は変わってきます。
なので一概には言えませんが、一般的なミルクチョコレートの板チョコ1枚(50g)に含まれるカフェインは、約15mg程度だそうです。
妊婦さんが1日に摂取して良いカフェイン量は200~300mg程度までとされているので、板チョコで換算すると20枚まで大丈夫なことになっちゃいますね(笑)。
もちろん1日にそんなに食べたら栄養面や摂取カロリーで問題アリアリなので、絶対にダメですよ!
ただチョコレートに含まれるカフェイン量はそれほど多くないということが分かったので、例えばチョコレートケーキやチョコレートアイスなども、常識の範囲内の量を食べる分にはカフェインの心配をしなくて良さそうですね。
もちろんチョコレートについても、先ほど書いた1日に板チョコ半分~2/3程度の摂取量を守っていれば、カフェインの取りすぎについては心配しなくて良いでしょう。
ここで注意が必要なのは、最近よく見かけるハイカカオや高カカオのチョコレートです。
カカオ含量が高くなるほどカフェイン含量が高くなるので、ハイカカオのチョコレートはミルクチョコレートよりカフェイン含量が高くなります。
例えば明治の「チョコレート効果72%」というハイカカオの商品は(私これ大好きでよく食べるんです)、個包装1個(約5g)に約6mgのカフェインが含まれているそうです。
対して、同じく明治の「明治ミルクチョコレート」という板チョコ1枚では、板チョコ5g中に約1.5mgのカフェインが含まれている計算になります。
ということは、ミルクチョコレートよりハイカカオのチョコレートの方が、カフェインが4倍多く含まれているという計算になるわけですね。
なのでハイカカオや高カカオのチョコレートを食べる際は、摂取量に気をつけてくださいね。
またカフェイン摂取はなるべく避けたいけど、チョコレートはどうしても食べたいという方には、ホワイトチョコレートがおすすめです。
ホワイトチョコレートの原料にカカオマスは使われないので、ホワイトチョコならカフェインがほとんど含まれていないのです。
ただ、もちろん糖質や脂質は含まれるので、食べ過ぎには注意してくださいね。
妊娠中におすすめなチョコレート
以上のことから、妊娠中にチョコレートを食べ過ぎるのは良くないけど、摂取量を守れば食べても大丈夫ということが分かりましたね。
チョコレートにはポリフェノールが豊富に含まれ、近年その健康効果に注目が集まっているそうです。
またチョコレートには便通をよくする効果もあるので、便秘になりがちな妊婦さんにとっては嬉しいですよね。
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でもどうせなら、更に体に良さそうなチョコレートなら、妊娠中に嬉しくないですか?
ということで私は3人目を妊娠中、乳酸菌入りのチョコレートをよく食べていました。
特にこのシールド乳酸菌チョコレートという商品がお気に入りでした。
チャック付きのパッケージなので、小腹が空いたときに少しずつ食べられるし、味も美味しいです。
乳酸菌入りということで、甘い物を食べているという罪悪感をあまり感じず食べられるのも良かったです。
他のメーカーでも乳酸菌入りのチョコレートは販売されているし、脂肪や糖の吸収を抑えるチョコレートなんかもあります。
最近は何か付加価値を付けたチョコレートの商品が充実しているので、是非お店で探してみてくださいね。
まとめ
妊娠中にチョコレートは食べてもOKですが、食べ過ぎには注意が必要です。
チョコレートを食べ過ぎると、糖質や脂質、カフェインの取りすぎに繋がるからです。
なので妊娠中は、1日に板チョコ半分程度を目安にしてチョコレートを楽しんでくださいね。
★妊娠中はチョコレートの他にも、食べていいのか気になる食べ物って色々ありますよね。
妊娠中に食べてOKなのか悩む食べ物についてはコチラにまとめてあるので、良かったら合わせて読んでみてくださいね。
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