3兄妹を育てているユズ子です。
兄弟のうち誰かがインフルエンザに感染した場合、他の兄弟にうつるのは避けたいですよね。
特に下の子が赤ちゃんの場合は、何としてでもインフルエンザから守りたいと思うお母さんが多いと思います。
うちは末っ子が生後3ヶ月のときに長女がインフルエンザに感染しましたが、どうにか赤ちゃんに病気をうつすことなく乗り切ることが出来ました。
今日はその時の実体験を交えて、上の子がインフルエンザにかかった時に下の赤ちゃんにうつさない方法をご紹介します。
上の子がインフルエンザのとき下の子はどうする?
冬場に子供が急に高熱を出した場合、インフルエンザに感染している可能性が十分に考えられます。
なのでそんな時は、まだインフルエンザだと確定していなくても、とりあえず熱を出した子を他の兄弟から隔離しましょう。
インフルエンザかどうかの検査は、発熱後12時間が経過していないと判定が正しく出ません。
そこでまずは、インフルエンザと確定するまでの間に他の兄弟にうつらないようにしましょう。
インフルエンザウイルスは飛沫感染です。
なので、部屋を別にするなどで完全に隔離できればベストですが、物理的に距離を置くだけでも兄弟間の感染リスクを減らせますよ。
赤ちゃんにはインフルエンザはうつらない?
ところで生後半年くらいまでの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫力があるから病気にかかりにくいという話を聞いたことありませんか?
確かに赤ちゃんは生まれるときに母体から免疫をもらってきますが、絶対に病気に感染しないわけではありません。
実際うちの末っ子は、生後3週間の頃に上の子の鼻風邪をもらって、鼻水ダラダラでした。
幸い熱などは出ず、1週間程度で治ったので良かったですが。
また近所に住む生後5ヶ月の赤ちゃんが、上の子のインフルエンザをもらってしまって大変だったという話も聞きました。
うちの末っ子は結局インフルエンザを上の子からもらうことなく済みましたが、赤ちゃんだって病気には感染するということです。
なので上の子がインフルエンザになった場合は赤ちゃんの免疫力を過信せずに、兄弟間で感染させない対策をしっかり取りましょう。
病院に行くときは?
うちの長女(当時3歳)が高熱を出しインフルエンザの可能性が濃厚だった時まず困ったのが、どうやって病院に行くかでした。
平日なので主人は仕事だし実家も近所ではなかったので、下の赤ちゃんも一緒に病院に連れて行かなければならなかったんです。
でも冬の小児科ってインフルエンザやら胃腸炎やらの子供がいっぱいですから、赤ちゃんを連れて行って病院で何かに感染したらどうしようと心配だったんですよね。
もちろん今まさに熱を出している上の子からも、赤ちゃんにうつってしまう可能性は十分にありますしね。
そこで、まずはもちろん上の子も私もしっかりマスクを着用。
そして下の子は抱っこ紐で抱っこして、病院でも抱っこから絶対に下ろさないようにしました。
まだ赤ちゃんは生後3ヶ月だったので、勝手に何かに手を伸ばして触るとかはなかったので安心でしたが、それでも病院内のどこかに赤ちゃんの手が触れないように気をつけていました。
あと診察に呼ばれるまでは、なるべく待合室の他の人とは距離を取り、私と赤ちゃんは出入り口付近にいるようにしていました。
咳をしている人からの飛沫感染のリスクをなるべく下げるためです。
病院によっては外の自家用車とかで待っていてもOKな場合もあるので、待合室での飛沫感染が心配な場合は受付で聞いてみるといいかもです。
あと私自身も病院内のどこかに触れることを最小限にし、私が赤ちゃんの手や顔を触ってしまわないように気をつけていました。
そして診察が終わり病院から出た後は、赤ちゃんも含め全員しっかり手をアルコール消毒しました。
インフルエンザウイルスはアルコールに弱いので、アルコール消毒は有効な感染対策ですよ。
インフルエンザを上の子から赤ちゃんにうつさない方法とは?
上で書いたとおり細心の注意を払いながら赤ちゃんも一緒に病院に行き、長女は案の定インフルエンザと診断されました。
さてここから長女は、出席停止期間である5日間は幼稚園を休んで家で療養です。
一緒に家で過ごす時間が長ければ、それだけ下の赤ちゃんにも感染する可能性が上がります。
そこで我が家では、以下のような対策を取りました。
家では隔離する?
まず家の中では、長女と赤ちゃんをなるべく隔離しました。
といっても長女もまだ3歳なので、1人別室で大人しく寝ているなんてことはできません。
なのでまずは長女をリビングと続きになっている隣の部屋に寝かせ、境目の引き戸を半分は閉めておくようにしました。
ドアを完全に閉めると長女は嫌がるし、でも全開にしておくとインフルエンザウイルスがリビングに侵入してきそうで(^^;)
長女には常にマスクを着用させておきました。
その状態で長女が寝ている部屋では空気清浄機を作動させ、リビングでは加湿器をマックスにしてとにかく湿度を保つようにしました。
あと置き型のクレベリンを、長女が寝ている部屋とリビングの境目あたりに設置しました。
そして赤ちゃんは、長女からなるべく離れた場所で寝かせておくようにしました。
まだ生後3ヶ月だったので、勝手に動き回ることがなかったのは幸いでした。
もし赤ちゃんが自分で動き回れる月齢の場合は、仕方ないですが上の子に我慢してもらって別部屋に隔離した方が安心だと思います。
インフルエンザは飛沫感染なので、距離が近くなればどうしても感染する可能性が高くなりますからね。
赤ちゃんが自分で動ける場合、おもちゃ等の赤ちゃんが触れる物もアルコールで消毒しておいた方がより安心でしょう。
インフルエンザはお風呂でうつるのか?
長女は病院で薬を処方してもらったおかげか、熱は1日ちょっとで下がりました。
ですが熱は下がっても、まだインフルエンザウイルスは排出されています。
そこで困ったのが、お風呂をどうするかということです。
主人は仕事で帰りが遅いので、平日は私1人で子供をお風呂に入れていました。
なので、熱が下がったなら長女をお風呂に入ってサッパリさせてあげたいけど、それには赤ちゃんも一緒に入らなければなりません。
でもお風呂って距離がかなり近くなるので、そこでインフルエンザがうつってしまわないかとても心配でした。
結局、長女には熱が下がってから二日間はお風呂を我慢してもらい、その後からみんな一緒にお風呂に入るようにしました。
そのあたりのことは、こちらに詳しくまとめてあります。
→ インフルエンザはお風呂でうつるのか?子どもはいつから入れる?
そのおかげかは分かりませんが、長女のインフルエンザは赤ちゃんや他の家族にはうつることはありませんでした。
まとめ
兄弟間でインフルエンザの感染を防ぐには、とにかく物理的に距離をとることが大切です。
特に下の子が赤ちゃんの場合は、上の子を隔離したり、部屋の湿度を整えたり、アルコール消毒したりして、感染するのを防ぎましょう。
我が家の場合、解熱後2日経ってからなら一緒にお風呂に入っても他の人にうつることはありませんでしたよ。
コメント