こんにちは!
3人の子どもを絶賛育児中のユズ子です。
今回は、3人目にして初めて挑戦した夜間断乳について書いていきたいと思います。
夜中の授乳が頻回で、寝不足に悩んでいるママは多いですよね。
そんなママの中には、夜間断乳をすると赤ちゃんが朝までぐっすり寝てくれるらしいという噂を聞いて気になっている人も多いはず!
では実際に夜間断乳をしたらどうなったのか?
具体的な夜間断乳の仕方も含めてお届けします。
夜間断乳とは?
まず始めに、夜間断乳って具体的に何をするんでしょうか?
それはズバリ、夜の間は授乳をしないということです!
言葉の意味そのまんまですが、逆に言うと日中の授乳は普通にしていいということです。
赤ちゃんへの授乳を完全に止めたいと考えている場合は、昼も夜も授乳をやめる断乳をします。
では、夜の間だけ授乳をやめるということが必要になる場合とはどんな時でしょうか?
夜間断乳って必要なの?
実際に夜間断乳をやったことがあるママは、全体の2割程度だそうです。
私も3人の子どもがいますが夜間断乳をしたのは末っ子が初めてで、上の2人は1歳2~3ヶ月の頃に昼も夜も同時に授乳をやめる、いわゆる断乳を行いました。
ではなぜ私は3人目で夜間断乳をすることにしたのか?
それは、自分の夜の睡眠時間は確保したいけど赤ちゃんへの授乳はやめたくなかったからです!
いま現在WHOでは、適切な食事を補いながら2歳かそれ以上まで母乳を続けることが推奨されているって知ってましたか?
私は子ども3人目にして初めて知りました(汗)。
母乳を長期間あげ続けることで赤ちゃんやママへの良い影響があるそうで、早い時期に無理に断乳させるのではなく、自然卒乳を目指して長い期間の授乳をすすめるという考え方も最近は多いそうです。
それと、私はおそらくこれ以上子どもを産むことはないだろうと思っているので、授乳をやめてしまうのは寂しいという気持ちがありました。
この2つの理由から、3人目は自然卒乳するまで授乳を続けたいと考えていました。
ですが夜間の頻回な授乳は体力的にきつくて…
夜中に3~5回も授乳で起きていたので、慢性的な寝不足で日中もフラフラでした。
いつの間にか意識が飛びそうになってしまうこともしばしばあったので、この生活が子どもが2~3歳になるまで続くのは体力的に絶対に無理だと感じていました。
授乳は続けたいけど自分の夜の睡眠時間は確保したい…
そこで辿り着いたのが夜間断乳という方法だったんです。
夜間断乳のメリットとデメリット
実際に夜間断乳をやってみた感想は、やって良かった!というのが一番です。
夜間断乳する前は、夜中でも長くて2時間程度しかまとまった睡眠が取れませんでした。
ですが夜間断乳した後は赤ちゃんがしっかり寝てくれるようになったので、私自身もしっかりと夜寝られるようになりました。
そのおかげで昼間の家事育児も前より楽にこなせるようになって、睡眠不足でイライラすることもなくなりました。
なので夜間断乳の一番のメリットは、やはり夜お母さんが寝られるようになることだと思います!
それと夜の授乳がなくなることで、当たり前だけど一日の総授乳量が減ります。
なので、昼も夜も完全に断乳する一歩前の段階として、夜間断乳で母乳の分泌量を減らすということも出来ます。
いきなり完全に断乳すると、おっぱいが張って数日は地獄のように痛いですからね。
なので夜間断乳してから完全に断乳する方が、ママの身体的な負担は軽くなるかな~と思いました。
逆にデメリットはというと、今のところ特に感じていません。
夜間断乳を実行する前は、夜の授乳をなくすことで乳腺炎になったらどうしようと心配していました。
ですが実際は朝少しおっぱいが張る程度で、朝一の授乳が終わればその張りも治まるので、私の場合は乳腺炎になる心配は大丈夫そうです。
ただ母乳の分泌が盛んな人はやはり乳腺炎のリスクが高まるので、適宜搾乳するなどケアは忘れないように注意が必要です。
以上の経験から、授乳は続けたいけど夜の授乳による睡眠不足で悩んでいる人には、夜間断乳は一度やってみる価値があると思います!
夜間断乳の方法
では実際に夜間断乳の仕方とはどうするのでしょうか?
まず赤ちゃんが寝る前に、しっかりと授乳してあげましょう。
そこでしっかり赤ちゃんのお腹と心を満たしてあげてください。
後は夜に赤ちゃんが起きておっぱいを欲しがっても、ひたすら授乳せずにやり過ごす!
ただそれだけです。
でも当たり前ですが赤ちゃんはギャン泣きするので、赤ちゃんがおっぱいを諦めて再び寝てくれるまではかなり大変です。
激しく泣いている赤ちゃんを見ていると、こんな可哀相なことしなくてもいいんじゃないか…なんて考えも頭をよぎります。
でも赤ちゃんにとって一番可哀相なのは、中途半端な対応を取ることです。
夜間の授乳はやめるのか、それとも続けるのか、ママがしっかりと方向性を決めて、夜間断乳すると決めたら数日は赤ちゃんを泣かせる覚悟をしておきましょう。
寝かしつけはどうする?
ちなみにあなたは今、赤ちゃんの寝かしつけってどうやってますか?
もしいつも授乳や添い乳で寝かしつけている場合は、夜間断乳に少し苦労するかもしれません。
私が3人の子育てを通してママ友から聞いてきた情報や自分の体験をまとめると、寝付くときにおっぱいをくわえたまま寝るクセがついている赤ちゃんは、おっぱいがないと中々寝付くことが出来なくて断乳に苦労するようです。
実際にママ友で、それが理由で一度夜間断乳を諦めた人がいました。
私の末っ子と同じ年の赤ちゃんがいる近所のママ友で、普段おっぱいで赤ちゃんを寝かしつけていたそうです。
その赤ちゃんが1歳頃に夜間断乳にチャレンジしたのですが、夜中に起きてからどうしても寝付くことが出来ず、断乳を一旦諦めたとのことでした。
なので普段おっぱいで寝かしつけている人は、まずは他の方法で寝かしつけるようにすると、断乳も少し楽になるかもしれません。
寝かしつけ方法で私がお勧めするのは、おんぶです!
我が家はおんぶも出来るタイプの抱っこひもを使っているので、それでおんぶしています。
おんぶならママも家事しながら寝かしつけも出来て一石二鳥ですし、少なくとも我が家の子はおんぶするとすぐに寝ます(笑)。
おんぶで寝ている状態から布団に下ろすのに最初は手間取るかもしれませんが、慣れれば簡単です。
私はまず布団にお尻をつけて座り、上体を後ろに倒して抱っこひもごと赤ちゃんを布団に下ろしています。
赤ちゃんは抱っこひもを下に引いた状態で寝ることにはなってしまいますが、うちの子はそんなこと全く気にせず熟睡しております。
普段いつもおっぱいで寝かしつけている方は、良かったらおんぶでの寝かしつけ試してみてくださいね。
夜間断乳中に夜中赤ちゃんが起きたときの寝かしつけについては、記事後半のコツの部分に書いてあります。
興味ある方は読み進めてくださいね。
夜間断乳はいつから始められる?
夜間断乳を始められる時期というのは、医学的にいつからと特に決まっているわけではありません。
ですが少なくとも、離乳食を開始して授乳以外からでも栄養が摂取出来るようになってからにしましょう。
それと、ストローマグなどで赤ちゃんが水や麦茶などの水分を飲めるようになってからの方がいいです。
夜中に赤ちゃんが泣いても授乳はできないので、授乳以外の方法で水分補給してあげる必要がありますからね。
1歳過ぎが多数派
実際に夜間断乳をした時期のアンケートを見ると、赤ちゃんが1歳~1歳3ヶ月ごろが多数派のようです。
1歳になると離乳食も3回食になっているので、夜間断乳しても栄養面での心配は少ないですよね。
また赤ちゃんが2歳近くになると、意志が強くなっていて断乳しづらくなるという場合があります。
夜中にママの服を勝手にめくっておっぱいを飲むなんて話をよく聞きますよね。
なので、そこまで行動力のついてしまう前の1歳過ぎ頃が、夜間断乳を成功させやすい時期なのでしょう。
完母だった私の場合
私も末っ子の夜間断乳を実行したのは、赤ちゃんが1歳0ヶ月のときでした。
完母で育てていたこともあり夜中の授乳は頻回でした。
深夜0時から朝6時頃までの間に4~5回くらい授乳していたので、かなりの睡眠不足に陥っていました。
ママ友やネットで見聞きする情報からも、完母の赤ちゃんは夜中の授乳が多くなる傾向が強いと思います。
なので完母で育てていて寝不足でフラフラのママの気持ち、すごく分かります(泣)。
私も寝不足が深刻だったので、赤ちゃんの離乳食が2回食になった頃から夜間断乳の機会をうかがっていました。
ですが家の子は離乳食をあまり食べないタイプだったので、3回食に慣れた1歳過ぎまで待つことになりました。
離乳食の進み具合は個人差があるところなので、離乳食をよく食べる子なら1歳前でも夜間断乳にチャレンジしてみるのもアリかと思いますよ!
夜間断乳のスケジュール
夜間断乳のスケジュールは、まずは旦那さんとよく相談しましょう。
夜間断乳は、旦那さんの協力があった方がうまく進みやすい傾向があります。
夜間断乳の最初の数日は、ママは夜ほとんど寝られない状態になる可能性があります。
なので旦那さんの仕事の休みに合わせて開始するなどして、日中にママが仮眠が取れるようスケジュールを組んだ方が良いです。
後半のコツの部分でも書きますが、もしパパが夜間の赤ちゃんの対応を引き受けてくれるなら、ママは赤ちゃんとは別室で寝る方が夜間断乳がスムーズに成功する可能性が高くなります。
その辺も含めて、夫婦でスケジュールを相談しましょう。
後、夏場は汗を沢山かくので水分不足になりやすい時期です。
断乳すると赤ちゃんの摂取する水分量はけっこう減るので、夏場は断乳にはあまり向いていません。
もし夏に夜間断乳を試みる場合は、赤ちゃんの水分補給をしっかりしてあげるよう注意してくださいね。
また、夜間断乳中は夜中に赤ちゃんの泣き声が響き渡りますので、窓を閉め切った状態で過ごすことになります。
なので締め切った部屋でも快適に過ごせる時期にすることをおすすめします。
赤ちゃんは大泣きして体温も上がるので、気温が暑いと不快で余計に寝付きが悪くなります。
少し涼し目の時期の方が、夜間断乳には向いているでしょう。
何日くらいかかった?
夜間断乳にかかる日数は、大体3日~1週間程度という経験談が多いようです。
私の場合は1週間かかったので、比較的長くかかった方です。
ただその1週間もずっと夜中泣きっぱなしだったわけではなく、大変だったのはやはり最初の3日間くらいでした。
後半になるにつれて赤ちゃんが夜中起きる回数も再び寝付くのにかかる時間も少なくなっていき、1週間後には朝まで寝てくれるようになった感じです。
もし1週間以上経っても赤ちゃんが夜中に泣き続ける場合は、まだ赤ちゃんにとって夜間断乳するのは早かったのかもしれません。
赤ちゃんの様子を見てこれ以上夜間断乳を続けるのは厳しそうだと感じたら、一度中断して赤ちゃんの心の準備が整う時期を待ちましょう。
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夜間断乳のスケジュール。成功した昼寝や離乳食、寝かしつけ方法など。
夜間断乳のコツ
ではここからは、私が実際に夜間断乳をしてみて大切だと思ったポイントについてご紹介していきます。
昼寝は1回
夜間断乳を始める際には、まず赤ちゃんの生活リズムを整えてあげておくことが大切です。
その重要なポイントの一つが昼寝です。
1歳頃であれば徐々に体力もついてきて、昼寝の時間が多いと夜なかなか寝付けない原因となります。
できれば昼寝は1回にしておいて、夜は自然と熟睡できるような生活リズムを意識してあげましょう。
特に夕方以降に寝てしまうと、かなり夜の睡眠に影響が出るので気をつけましょう。
とはいっても夕方はママも家事で忙しい時間帯なので、気付いたら赤ちゃんが勝手に寝落ちしていたなんてのもあるあるなんですが(苦笑)。
まぁそんな時は、育児に想定外はつきものなので、気落ちしすぎないでくださいね。
麦茶などで水分補給は忘れずに
夜間断乳を始めて最初の数日は、とにかく赤ちゃんは夜たくさん泣きます。
そうすると赤ちゃんも喉が渇きます。
その不快感で赤ちゃんが余計ぐずって寝付けなくなることもあるので、水分はいつでも補給できるよう準備しておきましょう。
ただ、おっぱいを飲めない怒りで最初は水分補給を受け付けてくれない場合もあります。
うちの子も大泣きしているときにストローマグで麦茶を飲ませたら、一口は飲みましたがすぐに怒りにまかせてマグを放り投げました(笑)。
でも時間が経つにつれて赤ちゃんの方にも諦めの気持ちが出てきて、ある時ふと水分補給して一呼吸落ち着いたら寝入ってくれるなんてこともあります。
なので夜間断乳中は、適宜水分補給してあげてくださいね。
抱っこはすぐにしない
これは私が実際の夜間断乳中に失敗したなと反省しているポイントでもあります。
夜中に起きてしまった際にすぐに抱っこして寝かしつけていると、今度は抱っこしないと寝付けないようになる可能性があります。
夜間断乳の最終目的は、赤ちゃんが途中覚醒なしに朝まで寝てくれるようになることで、ママの睡眠不足を解消することです。
なのでいくら授乳はしていなくても、赤ちゃんが夜中に起きる度に抱っこで寝かしつけなければいけなくなってしまっては意味ありません。
ですから、赤ちゃんが大泣きしていると思わず抱っこしてあげたくはありますがグッとこらえて、添い寝で背中をトントンするなどしてあげてください。
最初はそんなことしても泣き止まないので「意味あるのかな?」という気持ちにもなりますが、数日すればそれで寝入ってくれるようになってきます。
そこは赤ちゃんとの我慢比べだと思って頑張ってくださいね。
ただ、あまりに泣きすぎて吐いてしまうなどの場合は、もちろん抱っこして落ち着かせてあげてください。
抱っこしたら絶対に上手くいかないという意味ではないので、そこは赤ちゃんの様子をみてママが判断してあげてくださいね。
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夜間断乳で失敗したポイントはこれ!しても起きるとお悩みの方へ。
パパに協力してもらいましょう
もしパパが全面協力してくれるなら、夜間断乳中は思い切ってママは赤ちゃんとは別室で寝るというのも一つの手です。
赤ちゃんはママが近くにいればおっぱいを期待してしまうので、どうしても諦めるまで時間がかかります。
ですが近くにパパしかいなければ、案外すんなり諦めて寝付いてくれるなんて話をよく聞きます。
残念ながら我が家のパパは、赤ちゃんが泣いていると可哀相でオロオロしてしまうタイプなので夜間断乳中も任せることは出来ませんでしたが(笑)。
頼りがいのあるパパのご家庭は、夜間断乳中の対応についてパパに相談してみましょう。
夜間断乳は失敗しても大丈夫!
ネットで夜間断乳について調べると、夜間断乳の途中で諦めてやめてしまうと、赤ちゃんのおっぱいへの執着が強くなってしまうから注意しましょうと書いてあるのを目にすることがあります。
そうすると次に断乳にチャレンジするときに大変になるから、断乳を始める時には強い気持ちを持ってしてくださいねみたいな。
確かにそれはそれで正しいことではあるんですが、だからといって失敗を恐れすぎるのも良くないと私は思っています。
だって実際にやってみないと、あなたの赤ちゃんがどういう反応するかなんて分からないじゃないですか。
やってみたら案外すんなり断乳できるかもしれないし、予想以上に赤ちゃんが拒否反応を示してとてもじゃないけど続けられないってなるかもしれない。
なので失敗を恐れて夜間断乳に踏み切れず、寝不足でストレスマックスの生活をおくり続けるのもママにとって負担だろうし、逆に夜間断乳を始めたけど上手くいきそうになくて、それでも無理に断乳を続けるのも負担が大きいですよね。
ですからそこは臨機応変に、ママと赤ちゃんの体調や様子に合わせていくのが一番だと思います。
実際に私のママ友で、1歳前に夜間断乳にチャレンジしたけど途中で断念して、その後1歳2ヶ月くらいのときに今度は完全な断乳に挑んで、ちゃんと成功した人がいます。
なので夜間断乳を考えているママは、あまり思い詰めすぎず頑張ってくださいね!
まとめ
夜間断乳は必ずしもやる必要はありませんが、夜間の授乳による寝不足で悩んでいるママにとっては有効な手段になり得ます。
最初は赤ちゃんが泣き続けて可哀相な気持ちにもなりますが、成功すればママの寝不足も解消されるし、赤ちゃんも夜の途中覚醒がなくなってぐっすり寝られるようになります。
夜間断乳をする際は赤ちゃんの様子をしっかり観察しながら、無理しすぎないように進めてくださいね。
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